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2001/2/28

こんな曲で踊ってみたい!みなさまの声をお聞かせください。掲示板へ直進!

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2001/2/27

・・・ようやく会えました。レナルド・アーンピアノコンチェルト
第1楽章・・窓から遠くの風景を眺め、まるで昔を懐かしむようにゆったりと、おもむろにピアノのソロで始まります。曲の始まった瞬間その色彩豊かな映像のごとき音楽の世界に引き込まれていきます。

Reynaldo Hahn(1875〜1947)。フランスで活動した作曲家ですが、生まれは南米ベネズエラ。「失われし時を求めて」のプルーストとは友情以上の深い仲というエピソードで有名。
アーンといえばフランス歌曲に興味のある方にはよくご存知の作曲家でしょう。歌曲はたくさん書いてるようで、私がこの作曲家に出会ったのも何年も前、コンサートでブルーノ・ラプラントというバリトンの甘ーい歌声で洒落た歌曲を聴いたのが最初。その後2台ピアノのための素敵な小品に出会って・・・以来、気になって何とはなしにアーンのピアノ曲を探してはいたのですが・・。どうやらピアノコンチェルトがあるらしいと知ってからまたまた日は過ぎ・・。ようやくCDにたどり着きました。楽譜は未だお目にかかれず。

ホ長調で書かれたこのピアノ協奏曲、金管楽器の明るい響きが随所に聴かれます。イギリスを代表する作曲家、ディーリアスの管弦楽曲に親しんだ方にはちょっと重なって聴こえてくるかも。そこに流麗なピアノの色とりどりの音階の響きがアラベスクのようにからんでいきます。
軽妙なリズムに乗った2楽章の標示はDanse!3楽章はちょっと切なくて甘くて・・シーソーゲームのような会話を楽しむ恋人同士のよう。かと思うとふいにはぐらかしては姿を隠してしまう・・。すごくお洒落で、でも妙に気取ったりはしない洗練された大人のロマンティックコメディのワンシーンを見ているよう!

ピアノやヴァイオリンのソロの曲は好きだけど、協奏曲となるとちょっと仰々しくて・・と感じてしまう方になどには絶対お薦め!映画を楽しむように聴けちゃいます。

CDは hyperionからマスネのピアノコンチェルト(こちらもなかなか良いの!)とのカップリングで出ております。(CDA66897)

  • Piano/ Stephen Coombs
    Jean-Yves Ossonce/BBC Scotish symphony orchestra  

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2001/2/26

それにしてもなんですね、ApplePieさんのサイトで男性のメイク写真を拝見しながらつらつら思っていましたが・・・クラシックバレエの王子様的男性ってやっぱり眉目秀麗にして非日常的存在・・であってほしいですよね。夢の世界の王子様にうっとり!って。ですが現実その道は厳しく狭く・・、一つ間違うと非日常的世界は世界でも・・魑魅魍魎・・とと・・・あ、いえいえ・・・きゃー!こらこら・・・。

歌舞伎の女形の男性も、玉三郎さま程の才能に磨きがかかればしんなりはんなりうっとりの美しさに行き着くのでしょうけど・・そう、いければいいんですが・・・いけない場合はイケません。太い首筋に白塗りでお着物着て、しなっ、とされても、きゃあ!お髭が・・・そんな女形の卵が花道にずらりと並ばれても・・・ん。。
厳しい世界で肉体を鍛え抜いて洗練された動きを身に付ける男性。
鏡に囲まれた稽古場で、飽くなき美を追求する道に生きる男性達って、・・結構いらっしゃる・・・?男同士「アナタキレイ〜!」って・・・愛が芽生えちゃう。 きゃーっ!
因みにオランダあたりはかなり市民権が得られててそういうカップルも生活しやすいのだそうな。

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2001/2/23

またまた増えちゃうリンク集。KimagureBallet.comにリンク追加!落ち着いた雰囲気で大人から始めるバレエをおしゃべりできるサイトです。「バレエ教室のこまったちゃん」コーナーは共感と共に笑えます。

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2001/2/22

稽古場エッセイ第7回Allegroは軽やかにアップ!
お蔭様で皆様からの好評のお声に、ルンルン調子に乗らせていただきながら第7回となりました。お楽しみいただければ幸いです。是非読んでくださいませね♪

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2001/2/20

Apple Pieにリンク追加!メイクに関しての説明はなかなか興味深いものが・・。(舞台化粧に慣れてない方は多少の覚悟が必要かしら・・)男性版もございまして・・・興味がおありの方はじっくりとどうぞ!

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2001/2/19

うっとり〜〜!!なんてチャーミング!大好き!クワンです。国際フィギュアスケート、エキシビジョン、ご覧になりましたか?ミッシェル・クワン。
惜しくもこの大会の成績は2位だったのですが、長野オリンピックで見せた清楚で可憐な姿、丁寧なスケーティングは決して忘れることのできないものでした。
久しぶりに画面で見るクワンは伊藤みどりさん的ジャンプの安定感を追求したのでしょうか?長野の時より少し太ったような(Daikon Legsはミドリさんにおまかせしてね、ミッシェル)・・。でもあの氷上のオーロラ姫のごとき変わらぬ美しさはふと見た瞬間から目が離せません!
滑るように滑るんですものぉ〜・・・ってそりゃそうですが、上半身の動きと滑るための技術とがまさに一体になっているんですね。全身でレガートに歌っています!
スケートや新体操にも諸外国ではバレエのエクササイズを基本に取り入れていると聞きますが、ミッシェル・クワンのあのけれんみのない演技もやはりそういった表現のための基本があってこそというところなのでしょうか。

ペアの男女の演技も大人の魅力満載でこれまたうっとりして見とれてしまうのですが、これが日本人の男女じゃ、なぜかどうもいまいちなんだかいまだにどうしても・・・サマにならないなぁ、って気がするのは私だけ?ま、いっか・・。

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2001/2/17

「稽古場エッセイ」の第1回は「バレエをピアノで?」と題してバレエピアニストが今だ珍しがられる存在という話を書きました。でも、そういえばバレエの稽古場で使われていたのは昔からピアノと決まっていたのでしょうか?

ものの本によるとバレエの稽古場にピアノが入ったのは1885年、アンドレ・メサジュ作曲「2羽の鳩」の稽古のためパリ・オペラ座に運び込まれたのが最初だったそうな。
・・・と書いていて、え?!と我が目を疑いました。そんな最近のことなのぉ?そんなもん?ちなみにその前はヴァイオリンが使われていたのだそう。
じゃあ、日本で最初にピアノを使ってレッスンしたのは? うーん・・・。
どなたかご存知の方、是非教えていただければと思います!

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2001/2/15

稽古場エッセイ第6回Adageの息遣いアップ!
無事書けた〜〜。雷も落ちてこないし富士山も爆発しないしどこぞの国の潜水艦も今夜は突然浮上してこないし、よかったあ。チョコレートの残りでも食しつつ、ごゆるりとお読みくださいませ!

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2001/2/13

というワケで久〜しぶりに楽譜の情報を追加!
それにしても、バレエ用語って基本的にフランス語で、手に入る楽譜も目に付くのはフランスの出版社。改めて見てみると、適当に見過ごして、見たくないものは見ないふり〜・・と、いい加減にたかをくくって弾いていた自分とこんにちは、です。といってもたとえフランス語が読めなくても世界共通語のおたまじゃくしが読めればとりあえず間に合うのが音楽というもの。
ちなみにこれがイギリスのメソッドであるRADのクラスを弾いていると、その楽譜ときたら、まず曲のタイトル部分で英語、定番バレエ用語のフランス語が混在。それに音楽用語のイタリア語、自分の書き込みの(これが一番よくわかるのよね、もう〜!・・そりゃ・・)日本語。英仏伊日ちゃんぽん譜となっております。

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2001/2/12

カウンター2000突破!
公開1ヶ月になろうとしていますが、色々な方に見ていただけて感無量です。
ありがとうございます。生ピアノでレッスンできることが嬉しいというお声には本当に私自身随分励まされます。これから楽譜の情報などぼちぼち増やしていきましょう。

掲示板で話題になっていましたSibeliusのピアノ曲の楽譜をご紹介。
件の「樅の木」は全音出版の「シベリウス ピアノアルバム」に収録されています。「木の組曲」という5曲でくくられた組曲の中の第5曲目。
他4曲も「ピヒラヤの花咲く時」「孤独な松の木」「はこやなぎ」「白樺」という、題名を見るだけでも自然の繊細な美しさや、北欧に語り継がれた神話のような物語を想像するに充分ではないでしょうか。
技術的にはそれほど難しいものではないので、大人のピアノビギナーの方が少し素敵な曲に挑戦してみたい時などにもおすすめです。数年前ジャズのライブハウスでのちょっとした集まりにこの5曲を弾かせていただきましたが、そういう雰囲気の場でも違和感のない素敵な曲です。

同じく全音から掲示板で話題になった「サラバンド」の収められた「ギロック こどものためのアルバム」も簡単に手に入ります。ギロックはバレエのクラスでも使えるものがあると思います。

もうひとつ。
気になる本があるのですが題名がわからないのです・・うーん?どなたかお分かりの方がいらしたら是非本の題名を教えてくださいませ!音楽ともバレエとも関係ない本です、ハイ。

少々うろ覚えではありますけど・・同時通訳をなさってる方が書かれた本で、その裏話、苦労話などこれが抱腹絶倒ものらしいのです。
気をひきしめてという意味で「腰のベルトをしっかり締めて」というような言いまわしが英語であるらしいのですが、その通訳さん、国際会議の粛々たる場で「ふんどしをしっかり締めて!」と気合を入れて日本語に訳しちゃった。で、大ひんしゅくでいっせいに白い目が集まり・・・。
てな話が満載らしいのです。新聞の書評で目にし、電車の中では決して読んじゃいけない本ということで気になっていたのですが・・・。
この説明だけで本の題がお分かりの奇特なお方!!いらっしゃいましたら、どうぞ掲示板もしくはメールにてご教示ください!

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2001/2/10

はっとさせられるのは季節の変化と子供の感性です。
・・・この子の場合はあの曲は合わないかな、とばしちゃおうかな・・もっと元気な曲やメロディの歌いやすいものをどんどんやらせた方がいいかな?・・でも・・・
とためらいを若干覚えながら進ませた教則本の曲。さて、あのロマンティックな名曲をどんなふうに弾くかな、とちょっと心配交じり・・。
「あのね、最初ね、なんかむずかしいかなってちょっと思ったんだけど、・・やってたらすっごいきれいなかんじがして良かった!ここが特にすごいすてき!」

あげて良かった〜!のその曲はチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」です。
勿論、ようやく8歳になる彼女のピアノの教則本は「悲愴」の第1楽章Adagioの第2主題。弦楽器で静かに降るように流れ、心震わせてくれるあのメロディです。彼女の気に入った部分は主題の同じパッセージが2度続いた後、フォルテで膨らむ部分。ちゃんとつかんでます。

この教則本では本来オーケストラのその曲を左右の手で1声部ずつ、2声にまとめて書かれているので、鋭く深く感じる子の場合は物足りなくてしょうがないという様子になります。チャイコフスキーのメロディのもつ本質的な美しさを感じているのでしょう。子供は敏感です。
もちろん、レッスンでは説明を加えながらCDでオーケストラの演奏を一緒に聴きますが(全曲じゃないですけど)ピアノで自分の弾いたあの綺麗なメロディが聴こえてくると
「これこれ!」「うひゃあ〜!」・・・嬉しい瞬間、先生にはたまらないこの生徒の表情♪

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2001/2/8

稽古場エッセイ第5回 憧れ アップ!
・・って格好良くいきたかったのですが・・・いえ、いけますとも、ええ、もちろん・・・。
きゃー!もう、このおっちょこちょいのとんまのまぬけのぽんぽこりん!勿論私のことです。なななんと、せっかくの血と汗と涙の力作エッセイ(!)を書き上げたにもかかわらず・・いやん!消しちゃった!!!も〜!!くすんくすん〜〜〜〜〜びえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん・・って書くと南の島でフラダンスしてるみたいね・・・。
・・というわけで書き直し、練りに練った(お粗末!)稽古場エッセイをどうぞ!

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2001/2/6

掲示板『う〜ん』の話題に関連したお話です。
バレエのレッスンにどんな曲を弾くかというのは基本的にピアニストにまかされます(RADのクラスは決められた曲を使いますが)。クラスのレベルやを雰囲気などを把握し、どんな音楽がその場に適してるのかを判断するセンスが必要でしょう。それと共に、リズム、テンポなどの要素が動きに適しているかどうか、動きをうまくサポート出来る曲、弾き方、というのが大切ではないでしょうか。

そういった基本的な事柄を踏まえたとして、ピアニスト個々による選曲の差は多々あるでしょう。楽譜を山ほど用意する方もいれば、手についてるバレエ曲をバリバリ弾いたり、即興が得意といったピアニストの個性もあります。

私の場合、RADのオリジナル曲(イギリスの現代の作曲家によるバレエのためのピアノ小品と言って良いでしょうか。使いやすいですし、品格があって素敵な曲ばかりです)以外はクラシックの曲、市販のバレエ用の楽譜のオリジナル曲を中心に、子供のクラスなどは子供用のピアノ曲集から親しみやすいメロディを弾いたりもしていました。大人のクラスのウォーミングアップやストレッチの時にはちょっと古い映画音楽やジャズのスタンダードナンバーを弾いたりということもありました。
いずれにせよ、クラシックバレエのクオリティにそぐわないかなと自分で感じるもの、自分自身が好まない志向の曲は使いません。
でも大変なんですよね、沢山のクラスを持って、選曲するのって・・。

少々昔のことですが、香港でバレエのクラスを指導してた先生の話ですが・・。ピアニストが日本で少々前に流行ったいわゆる歌謡曲を弾きたがり、さすがにそれはやめて欲しいとお願いしたということです。で、そのピアニストさん、クラシックバレエのクラスで何を弾きたがったかというと、これが山口百恵ちゃんだったそうな。

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2001/2/5

リンク1件追加。ピアノを愛する人の仲を取り持つピューピッドピアノの先生を探す人、生徒を募集する人にとってはとてもありがたい情報交換の場です。

ここ数年の景気の低迷はいわゆるピアノの先生にとっても大打撃です。一般には見えにくい部分かもしれませんが、少子化の波と共に企業系のピアノ教室をはじめ、ピアノの先生のレッスン室の状況は様変わりを余儀なくされているでしょう。そのあたりはバレエのスタジオでも大同小異というところではないでしょうか。

習いたい人の側も、その要求は多様化し、豊富な情報を取捨選択しつつ自分にあった先生、教室を上手に見つける若い世代は都市部を中心に増えてきているのでしょう。業界筋ではクラシック離れが叫ばれる一方、様々な楽器を身近に楽しむ人は広い世代に渡って決して減っているのではないようにも感じられます。かつての猫も杓子もピアノに憧れ、ピアノを習った時代は終わったということなのでしょう。

いずれにしても、将来の音楽家、或いは良き聴衆をはじめ音楽を支える人々を育てていくには指導する側、音楽を提供する側が質の高い内容を工夫して伝える努力が益々必要ということではないでしょうか。と言って、目先の変化のみを求めて囚われていては音楽、芸術の本質的な喜びを見失ってしまいそうな気もしますが。
まぁ・・・ひとつ忘れちゃいけないことがあるとすれば、ピアノを指導する人間が、3度のメシと同じくらい(「より」とは言えない・・?)ピアノ大好き〜!ってことでしょ、ね。

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2001/2/3

コンサートのご案内をさせていただきました。日曜の午後、買い物ついでにふらりといらしていただける雰囲気のピアノコンサートです。6人のピアノ演奏に、今回はソプラノのソロをお迎えし、「ファンタジー」をテーマに構成したスライドとトークを交えてのコンサートです。当日券もございますので、どうぞお気軽にいらしてくださいませ。
ちなみに私の演奏は以下の曲目です。

グレインジャー編曲 フォーレ ネル , ロンドンデリーの歌 
R.シュトラウス バラの騎士より愛の2重唱

あたたかなメロディーときらきらした美しいピアノの音色を堪能できる曲ばかりです・・・。
きゃあ〜練習しなくちゃあ!!・・・と青くなっております今日この頃です。

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2001/2/2

鯛焼き食べたかった・・・大学イモよりやっぱり鯛焼き。鯛焼きといったらなんたって鯛焼きなの。あんこがしっぽまでた〜ぷり詰まった鯛焼き。しかも焼きたての衣がかりり!初志貫徹、健気に一人鯛焼きを支持したまきせりほちゃんは偉かった! でも、鯛焼きってホントに1匹、2匹ってお魚みたいに数えるのかしらん・・。
本日のどっち? ・・テレビのお話。

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2001/2/1

♪稽古場エッセイ第4回アップ! アンサンブルの妙
突然、お汁粉が食べたくなって台所であずきをコトコト煮ながら書きました。
美味いか否か? どうぞお読みくださいませ。。。

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