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59 猫の性格

ビギナーズラックなのか、はたまた本当に育て上手だったのか、生まれ持っての気性が良かったか、手前味噌もはなはだしいのを承知で書くけれど、愛猫マローネは実に人懐こく性格良しの猫に育ってくれたようです。

完全に室内飼いをしているので、お約束どおりに玄関の外で会う見知らぬ人にはそれなりに警戒心を抱きますが、家の中に来る人にはすぐになついてくんくんと鼻を小さくぴくぴくさせ少しの間人物チェックに持ち物チェックを重ねた後は大人しく抱きあげられています。
よって、ピアノのレッスンに来る生徒達からは「大人しい猫ですね。可愛がられて育ったお顔してますね。」などと言われ、なんたってうちのコが一番という飼い主心理にいつも変わらずたっぷりと満足感を与えてくれます。

猫にも人間同様、確かに色んな性格があるようで、シャムやマンクスなどといった種類にもよるものらしいですが、これが果たして飼い主に似てくるものなのかというと犬ほどにその影響は受けないものかもしれないと思うものです。
犬の場合、主従関係にある飼い主の顔を良く見て従いながら行動するためか、その顔つきが可笑しいほどに似てくるものです。散歩しているワンちゃんのくしゃっとした顔を見てから視線を上にずらすとそのまま同じ表情で飼い主さんの顔にぶちあたり、思わず噴出しそうになるようなことはしばしば経験します。

猫の場合、そもそも猫自身が王子様なりお姫様で、飼い主に従うというよりは飼い主が猫に従ってしまう程の関係になるようで、この「可愛くないところが可愛い」という魅力にとりつかれる人こそが猫好きになるものかもしれません。

犬の顔の論法をそのままあてはめると、それでは飼い主の顔つきのほうが猫に似てくる?でも、猫の気まぐれを自分の感覚同様に許せてしまう猫好きの性格上、お互いに顔が似てくるなどという、それはありえない気がします・・・。
顔は似てこなくても性格が似てくる?そんなことを認めたがらないのが猫と猫好きの関係、いや猫好きと猫型人間と言われる人は微妙に違うものかも。だったら・・?

マローネをひとことで言うなら兎に角甘えん坊の一語に尽きます。世間では猫はかまわれると逃げ、寄ってきたい時にだけ飼い主に寄って来るものと言いますが、五十歩百歩のところは確かにあっても、マロの場合は兎に角いついかなる時でも片時も離れずに自分を見ていて欲しいという自己顕示欲が特に旺盛なナルシスト猫のようです。

ついさっきも、クッキーの下に敷いてあるキラキラ光る金色のアルミホイルを丸めたものが気にいって、獲物に見立てながら夢中で追いかけて部屋の中をタタタとひとしきり走り回り、一人遊びをしていました。そんな時でさえ、実は飼い主の気持ちが自分に向いてることをちゃんと意識してるものなのでしょうか。遊んでるのを横目にパソコンなぞに向かい始めると、途端に机にぴょんと乗って噛み付いてきました。ひとりで遊んでたでしょう?!と追い払おうとすると、ますますしつこく繰り返しやってきて邪魔しにかかります。

もう少し一ひねりした行動に出る時もあり、じっと離れたところにいかにも行儀良さそうに座り、これまたいかにも甘えた猫撫で声を出してニャアニャア鳴いてるときがあります。なあに?と言って近寄っていくいと上目遣いにこちらを見上げ、しょうがないなと抱き上げると、満足そうにすり寄ってにくたらしいほど芝居がかった甘えっぷりを見せます。
廊下に出たいという時も、そろそろ自分でドアを開けられそうなものなのに、開けてくれと振り向きながらしゃんと前足を揃えて座ったままニャー!とひと鳴き。その鳴き声は開けてあげるまで止みません。

それにしてもさあ、アナタさんざん猫のことって言いながら書いてるけど、それってやっぱりご自分のことなんじゃないの・・・・?

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2004年 4月5日


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